大崎市民病院Osaki Citizen Hospital

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院長あいさつ

今泉 秀樹

大崎市民病院院長
今泉 秀樹

「市民が安心できる医療の提供」が私たち大崎市民病院の理念です。大崎市穂波地区に移転して10年経過しました。これからも理念実現に向けて職員全員で一層励んでまいります。

理念実現のため、救急医療は24時間365日稼働し年間約5400件の救急車を受け入れています。災害医療では、能登半島地震に2隊のDMATと2名の災害支援ナースを派遣しました。災害拠点病院として災害対応機能をさらに充実させています。周産期母子医療においては宮城県北地域を中心にハイリスク分娩を受け入れ母体と新生児の高度な集中管理を行っています。

また、がん医療では、地域がん診療連携拠点病院として手術治療を889件/年、放射線治療を608件/年、化学療法を2,790件/年行ってまいりました。これはいずれも県内でもトップクラスの件数です。皆様に質の高いがん診療を今後も緩和療法、相談支援等も含めて提供してまいります。さらに、令和6年7月からがんゲノム医療連携病院に指定されています。これによりがんゲノム医療中核拠点病院である東北大学病院と連携して対象患者さんに対してがんゲノム医療を提供できるようになりました。

地域医療支援病院として地域の先生方からのご紹介対応、地域の医療従事者への研修機会の提供など一層の充実を計っています。関係医療機関、介護機関と一緒になって質の高い医療を地域で完結して受けられるようにします。人生100年時代の健康を地域と一緒に守ります。「病気だから、歳だから」と諦めることなく健康寿命を延伸させていきましょう。かかりつけの先生方に相談いただき当院で提供するこの地域で完結する質の高い医療を選択いただければ幸いです。

大崎市民病院をよろしくお願いいたします。