整形外科
外来担当医表
医師の紹介
診療の概要
整形外科は,頭部と内臓を除く,骨,関節,腱,靭帯,筋肉,末梢神経などの外傷や障害を専門に扱います。
診療の特色
主に扱うものは,骨折,関節炎,関節リウマチ,腱靭帯損傷,腕の神経障害,四肢の関節捻挫,脊椎の障害,骨粗鬆症,腰痛などです。
これらの病気や外傷の治療法には,大きく分けて3つの方法があります。
- 保存的治療法:痛み止めやシップ,装具などを用いて治療する。
- 外科的治療法:手術を行って治療する。
- 理学療法:筋力訓練,関節の可動域訓練,歩行訓練など
代表的な疾患と症状
疾患
大腿骨骨折等の骨折,変形性関節症,頸椎・腰椎疾患(椎間板ヘルニア,脊柱管狭窄症),関節リウマチ
診療実績
R2年度 (2020年度) |
R3年度 (2021年度) |
R4年度 (2022年度) |
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外来延患者数 | 8,714人 | 9,570人 | 11,918人 |
入院延患者数 | 13,869人 | 15,067人 | 16,114人 |
1日平均外来患者数 | 36人 | 40人 | 49人 |
1日平均入院患者数 | 38人 | 41人 | 44人 |
骨折観血的手術 | 375件 | 324件 | 340件 |
関節内骨折観血的手術 | 102件 | 115件 | 103件 |
椎弓形成術 | 93件 | 90件 | 106件 |
人工関節置換術 | 53件 | 53件 | 68件 |
人工骨頭挿入術 | 49件 | 58件 | 62件 |
国際骨粗鬆症財団(IOF)に認定されました
このたび国際骨粗鬆症財団(IOF:国際的な骨粗しょう症の治療や予防,啓発活動に取り組む財団)から骨粗しょう症治療の専門性の高い病院として【銅賞】の評価を受けました。
当院では2018年より大崎骨粗しょう症リエゾンチーム(Osaki Osteoporosis Liaison Service)による,脆弱性骨折で入院した患者を対象とした※二次性骨折予防活動と,地域の方々へ骨粗しょう症の啓発活動(健康フェスティバル,大崎地区の介護職の方々に対する勉強会)などを多職種( 医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、診療事務)がチームとなって取り組んでおります。
今後は銀賞を目指して、大崎地区の骨粗しょう症を少しでも減らせるよう努力していきたいと思います。
※ 二次性骨折予防活動とは
多職種の協働により,骨粗しょう症による脆弱性骨折が生じた患者さんに新たに起こる骨折の連鎖を断つことを目指す活動です。