内視鏡外科
医師の紹介
- 安齋 実(がんセンター部長)
診療の概要
内視鏡外科では,腹腔鏡と呼ばれる内視鏡をお腹の中に挿入し,テレビモニターに映し出された画像を見ながら遠隔操作で手術を行う腹腔鏡手術を行っています。
診療の特色
腹腔鏡手術の最大のメリットは傷が小さいことです。そのため,痛みが少ないだけでなく,術後の回復も早くて身体に負担が少ないなど,患者には大きなメリットがあります。身体の中を拡大された鮮明な画像を見ながら細やかな手術が出来るため,手術成績は開腹手術と比べても遜色なく,短い入院期間で良好な成績が得られています。
代表的な疾患と症状
疾患
腹腔鏡手術が可能な疾患(胆石,胆嚢ポリープ,胃がん,大腸がん,胃粘膜下腫瘍,鼠径ヘルニア,腹壁瘢痕ヘルニア,腸閉塞,虫垂炎,脾臓疾患,副腎腫瘍など)
診療実績
R2年 (2020年) |
R3年 (2021年) |
R4年 (2022年) |
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胃癌 | 54件 | 42件 | 51件 |
大腸癌 | 139件 | 150件 | 138件 |
胆のう摘出術 | 140件 | 140件 | 248件 |
そけいヘルニア | 15件 |
12件 |
13件 |
急性虫垂炎 | 46件 | 45件 | 58件 |