腎臓・高血圧内科
外来担当医表
医師の紹介
- 工藤 正孝(副院長兼TQMセンター長兼腎センター診療部長)
- 近松 陽一郎(副科長)
- 神里 賢勇(副科長)
- 大黒 顕佑(医員)
- 佐藤 元信(医員)
- 石垣 静香(医員)
- 林田 玲(医員)
- 水谷 諒(医員)
- 近藤 悠人(医員)
診療の概要
腎臓・高血圧症内科の対象疾患は、腎臓病、高血圧症、水・電解質異常などになります。
診療の特色
腎臓病では、慢性腎炎やネフローゼ症候群、腎不全などの診断・治療を行います。腎臓の組織を採取する腎生検を確定診断として行うほか、治療では、薬物療法のほか血液浄化療法(透析など)を採用しています。
高血圧症の多くは、体質や生活習慣が大きく関わる本能性高血圧症です。しかし、なかには血圧を調整するホルモンや血管の異常で血圧が上昇する疾患が隠れていることもあります(二次性高血圧症)。当科では、二次性高血圧症が隠れていないかどうかを詳しく検査しています。加えて複数の降圧薬を服用してもコントロール不良を呈している治療抵抗性高血圧症に対しても積極的に診療を行っております
また、水・電解質異常(低ナトリウム血症や高カリウム血症)や、浮腫・体液バランスの異常の原因検索と管理なども行っています。
代表的な疾患と症状
疾患
高血圧症(遺伝性の要因が大きい本能性高血圧症及び手術などの処置で正常血圧となりうる二次性高血圧症、妊娠関連高血圧症候群)、糸球体腎炎や糖尿病腎症やその終末像である慢性腎不全(透析医療)、水・電解質異常(低ナトリウム血症、高カリウム血症)など 。
症状
尿量が多い、少ない、でない。血尿や蛋白尿、血圧高値、血圧の変動が激しい、口が渇く、肥満など
診療実績
R4年度 (2022年度) |
R5年度 (2023年度) |
R6年度 (2024年度) |
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外来 延患者数 |
18,669人 | 20,125人 | 19,534人 |
入院 延患者数 |
6,126人 | 6,439人 | 6,341人 |
1日平均 外来患者数 |
77人 | 83人 | 81人 |
1日平均 入院患者数 |
17人 | 18人 | 18人 |
新規透析導入 患者数(実数) |
86人 | 76人 | 92人 |
外来維持透析 患者数(実数) |
117人 | 114人 | 103人 |
入院透析 患者数(実数) |
293人 | 296人 | 288人 |
CHDF件数 (実数) |
24人 | 33人 | 43人 |
エンドトキシン 吸着件数(実数) |
2件 | 3件 | 8件 |
顆粒球除去療法 (LCAP、GCAP) 件数(実数) |
2件 | 2件 | 0件 |
血漿交換件数 (実数) |
15件 | 9件 | 5件 |
年間腎生検数 | 80件 | 78件 | 106件 |