大崎地域1市4町の「大崎地域の医療提供体制の確保に係る連携協約締結式」が行われました
令和5年10月28日(土)、大崎市役所にて、大崎市・色麻町・加美町・涌谷町・美里町の1市4町の「大崎地域の医療提供体制の確保に係る連携協約締結式」が行われました。
この連携協約には、大崎市民病院が主に高度急性期・急性期の患者さんを受け入れ、鳴子温泉・岩出山・鹿島台の3分院と、公立加美病院(色麻町)、涌谷町国民健康保健病院(涌谷町)、美里町立南郷病院(美里町)が主に回復期・慢性期の患者さんを受け入れることや、本院を基幹病院として位置づけ、本院から各病院へ医療従事者の派遣、医療資源の共有など、大崎地域で役割を分担し、持続可能な医療提供体制を構築していくための取組事項が定められており、1市4町の議会の議決を経て締結に至りました。
また、現在古川千手寺町地区にある夜間急患センターを、令和8年度に本院の敷地内に開設する連携拠点施設に移設し、夜間の初期救急機能の充実を図ります。さらには、新興感染症に対応するスペースや、地域合同で医療の質を向上させるための研修室などの整備も計画しています。
今後も、1市4町で協力・連携しながら、住民の皆さんが安心して医療を受けられるような体制づくりのため、協議を進めていきます。