がんセンター部長 あいさつ
がんセンター部長 あいさつ
2022年のがん統計によりますと、1年間に約1,118,900人の方が、「がん」に罹患すると予測されています。このように、「がん」は私たちに身近な病気となっています。
がん治療には、手術療法、放射線治療そしてがん薬物療法などがありますが、これら治療を組み合わせることにより、がん治療成績は着実に進歩しております。そのため、しばしば診療科の枠を超えた連携が必要になります。また、がん治療においては早期からの緩和医療の導入の必要性が求められているほか、患者さんやご家族のライフ・スタイルに即した治療の継続が必要です。
大崎市民病院では、地域がん診療連携拠点病院としての機能をさらに充実し、高度ながん医療を提供する目的で診療科を超えた横断的組織としてがんセンターを運営しています。
がん診療に関わる診療科の連携と、がん薬物療法、放射線治療、緩和ケアチーム、相談支援、院内がん登録、がん医療連携などの業務などを行っています。
これらのチーム医療を充実することにより、国内最高水準のがん医療を宮城県北地域の住民の皆様に提供いたします。
がんセンター部長 島田 和佳