キャリアのスタート地点として最適な環境
私が医師を目指したのは、家族の死がきっかけです。小学校6年生の時に、脳腫瘍で弟が亡くなりました。その際、全力を尽くしていただいた先生の姿が今でも印象に残っています。そして中学2年生の時に東日本大震災を経験し、津波で祖父を亡くしました。現場に駆けつけてくれた医師の方々の温かさに触れ、心が救われ、医師を目指そうと決心しました。
初期研修として当院を選んだのは、なんといっても診療科が豊富なことです。様々な科でバランスよく研修ができることと、救急医療では疾患や重症度を問わず、幅広く患者さんを診療できることに魅力を感じています。多彩な研修を経験することで、将来どの専攻分野に進んでも様々な疾患についての対処ができると思っています。
手厚いサポート体制と学びを高められる環境
アカデミックセンターのみなさんが常に研修医を気にかけてくれるので心強いです。また、上級医や先輩方、病棟のスタッフなど、みなさんがやさしく丁寧に接してくださいます。こういった指導、フォロー体制が整っており、特に上級医に相談しやすい環境というのは、自分を高めていく上でとても重要だと思っています。
研修医室に隣接して図書館がありますし、休日の診療にあたった場合は、代休などを取得できるシステムもそろっています。研修環境面の充実も当院の特徴です。
同期の研修医の数が多いことにも魅力を感じています。仲が良いのはもちろん、相談や情報交換など、切磋琢磨し合える環境です。この人のようになりたい、真似したいなどと思う人も多いですね
最新医療技術はもちろん、学術面の支援も充実
当院は地域の中核病院として最新の設備が整っており、最先端医療機器である手術支援ロボット「ダビンチ」も導入され、様々な手技を経験する機会が豊富です。また、救急外来からすぐに各画像検査ができるよう、CTやMRI室などが併設され、効率的な動線が整備されており、様々な面で充実した研修を行うことができます。
学術的な面では、アカデミックセンターがあり、実臨床とのバランスをとりながら、臨床能力を身につけるための指導を受けることが出来ます。論文の書き方やプレゼンテーション能力を身につけられるよう、学会発表や論文作成の支援をいただけます。
私はまだどの専門分野に進むか決めていませんが、しっかりと当院で学び、将来は自分が育った宮城の医療に従事していきたいと考えています。
ある日の高橋さん(糖尿病・代謝内科の場合)
8:00〜 | 自科患者の状態把握 |
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8:30〜 | 自科、他科も含めた患者のカルテ記載、血糖調整、紹介状作成、検査オーダーなど |
12:00〜 | 昼休憩 |
13:00〜 | 患者さんの診察、検査、病態把握など |
16:15〜 | カルテ記載、血糖調整、自科患者回診など |
17:30 | 退勤 夜間は当番の日であれば自科患者の電話対応をします |